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こんにちは!

プロタイムズ浜松東店・株式会社セントラル・ペイントです。

浜松市を中心に地域密着で外壁塗装・屋根塗装を行なっております。

最近人気の「屋根カバー工法」について、「費用が安く済むって本当?」「うちの屋根でも大丈夫?」といった疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

この記事では、屋根カバー工法の費用相場や価格が変動する要因、適正価格で安心してまかせられる会社選びのポイントなどをわかりやすく解説します。さらに、カバー工法でよくある疑問もQ&A形式で解決しますので、ぜひ最後までご覧ください。

1. 屋根カバー工法とは?

屋根カバー工法とは、古くなった既存の屋根を撤去せず、その上から新しい屋根材を重ねて設置するリフォーム方法です。「重ね葺き」や「カバールーフ工法」とも呼ばれています。

主に、スレートやアスファルトシングルなどの既存の屋根の上に、軽量で耐久性の高い金属屋根材・ガルバリウム鋼板をかぶせるのが一般的です。

瓦屋根は重量や形状の問題からカバー工法には対応できず、葺き替え工事が必要になります。

葺き替え工事との違い

屋根のリフォーム方法には、カバー工法の他に「 葺き替え工事 」があります。

葺き替え工事は、既存の屋根をすべて撤去し、下地から新しくする工事です。屋根材にアスベストが含まれている場合でも撤去・処分できるため、施工後はアスベストの影響を心配せずに済むメリットがあります。

この2つの最も大きな違いは、既存の屋根材を撤去するかどうかです。

カバー工法は、既存の屋根を残すため、廃材の撤去費用や工期を大幅に抑えることができます。費用や工期を抑えられることから、多くの方に選ばれています。

2. 屋根カバー工法のメリット・デメリット

カバー工法は、費用や工期を抑えられる人気の工法ですが、事前に知っておきたいデメリットもあります。

 

◎ メリット

費用が抑えられる
既存の屋根材を撤去しないため、撤去費用や廃材処分費がかかりません。特に、アスベスト含有のスレート屋根の場合、高額な処分費が不要になる点が大きなメリットです。
工期が短い
屋根を剥がす工程がないため、工事期間が短縮されます。一般的に1週間から10日程度で完了することが多く、近隣への配慮や生活への影響を最小限に抑えられます。
断熱性・防音性が向上する
屋根材が二重になることで、屋根と屋根の間に空気の層が生まれ、断熱効果や遮音効果が期待できます。これにより、夏は涼しく、冬は暖かい快適な室内環境につながります

▲ デメリット

屋根が重くなる
既存の屋根の上に新しい屋根材を重ねるため、建物全体の重量が増加します。屋根材には軽量なガルバリウム鋼板が使用されますが、建物の耐震性や構造によっては適さない場合があります。
下地の補修ができない
屋根の下地(野地板など)に腐食や劣化がある場合、カバー工法では下地の補修ができません。劣化が進行している状態で施工すると、雨漏りなどの被害が広がるリスクがあります。そのため、事前の点検が非常に重要です。
再度リフォームする際に費用が膨らむ
カバー工法で二重になった屋根を将来的にリフォームする際は、再びカバー工法はできず、既存の二層をすべて撤去する葺き替え工事が必要になります。そのため、撤去費用が二重にかかり、費用が高くなる可能性があります。

カバー工法が本当に適しているかどうかは、事前の点検や専門家の診断を受けて判断することが大切です。

 

当店では、外装劣化診断士による建物診断を無料で行なっています

「うちの屋根もカバー工法で大丈夫かな?」と気になる方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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3. 屋根カバー工法の費用相場

屋根カバー工法の全国的な費用相場は、一般的な戸建て住宅(30坪程度、屋根面積70〜100㎡程度)の場合、60万〜150万円が目安です。

ただし、屋根の大きさや形状、選ぶ屋根材によって費用は大きく変わります。

多くのケースでは、1㎡あたりの単価に、屋根の面積や足場費用、その他の工事費が加算されて総額が決まります。

使用する屋根材ごとの費用単価例

屋根カバー工法に使われる屋根材は主に2種類です。

最も多く使われるのは、軽量で耐久性の高いガルバリウム鋼板ですが、アスファルトシングルを使用する場合もあります。

屋根材の種類
特徴
1㎡あたりの費用単価
ガルバリウム鋼板
軽量でサビに強く、耐久性が高い。屋根カバー工法で最も一般的。
7,000〜1万1,000円
アスファルトシングル
軽くて扱いやすい。
デザインが豊富。
6,000〜1万円

上記の単価はあくまで目安です。実際の費用は、建物の状態や施工会社によって異なります。

費用の詳細を知るためには、まず専門会社に現地調査を依頼することが大切です。正確な見積もりをもらうことで、安心してリフォーム計画を進められます。

4. 費用相場が変動する要因

屋根カバー工法の費用は、屋根の状況や使用する材料によって大きく変動します。

ここでは、費用に影響する3つの主な要因を解説します。

屋根の形状と面積

屋根の形が複雑なほど、費用は高くなります。

例えば、2面で構成されるシンプルな切妻屋根(きりづまやね)に比べ、4面で構成される寄棟屋根(よせむねやね)は、屋根材の加工や設置に手間がかかるため割高になります。また、当然ながら屋根の面積が大きくなるほど、材料費や工事費も増えます。

使用する屋根材のグレード

屋根材の種類やグレードによっても価格は変わります。

最も一般的なのは軽量なガルバリウム鋼板ですが、表面に遮熱塗装を施したタイプや、断熱材が一体化された高機能屋根材も販売されています。これらを選ぶと初期費用は上がりますが、室内環境の改善や光熱費の削減につながるケースもあります。

浜松市のように台風や強風が多い地域では、初期費用がやや高くても、耐久性や防水性に優れた屋根材を選ぶことで、将来のメンテナンス費用を抑え、結果的にトータルコストを安くできるケースもあります。

付帯工事の有無

屋根の工事と合わせて、雨樋や換気棟といった付帯設備の交換が必要になることもあります。見積もりを比較する際は、これらの付帯工事が含まれているかどうかも確認しましょう。

5. カバー工法で気になる! 費用の疑問 Q&A

お客様が屋根カバー工法を検討される際によくいただくご質問に、Q&A形式でお答えします。

Q. 火災保険は使えますか?
A. 原則としてリフォームには使えませんが、自然災害の復旧であれば適用の可能性があります
火災保険は、台風や落雷、雹(ひょう)などの自然災害によって受けた損傷を「元の状態に戻す」ための修理に適用されます。カバー工法は、劣化した屋根を新しくするリフォームであり、原状回復とは見なされないケースが多いため、適用されないのが一般的です。
ただし、災害によって屋根に深刻な被害があった場合は、火災保険を使って葺き替え工事を行なうことで、実質的な費用負担を抑えられる場合もあります。

Q. どうすれば費用を抑えられますか?
A. 複数の工事を同時に行なう、補助金制度をチェックするなどの方法があります。
最も効果的なのは、外壁塗装と屋根カバー工法を同時に行なうことです。足場の設置費用を一度で済ませられるため、個別に工事するよりも大幅なコスト削減につながります。
また、お住まいの地域によっては、断熱性や遮熱性を高める工事に対して補助金制度が利用できる場合があります。事前に自治体の情報を確認してみましょう。
Q. アスベストが含まれる屋根でも工事できますか?
A. 施工は可能です。
2004年以前に製造されたスレートには、アスベストが含まれていることがあります。カバー工法は既存の屋根を撤去しないため、アスベストが飛散する心配がなく、安全にリフォームできます。
しかし、これはあくまで「アスベストを閉じ込める」ための応急処置に近い考え方です。将来的に建て替えや解体を行なう際には、アスベストを含む屋根材を撤去する必要があり、その際の処分費用が非常に高くなる可能性があります。
費用を抑えるか、将来的な安心を取るか、ご自宅の状態に合わせて専門家と相談して決めることが重要です。

6. まずは信頼できる会社に建物診断を依頼しましょう

屋根カバー工法は、全国的な相場は60万〜150万円程度ですが、屋根の形状や選ぶ屋根材によって費用は変わります。

費用と工期を抑えられる人気の選択肢ですが、既存の屋根を残すため、下地の劣化を補修できないなどのデメリットも理解しておくことが大切です。火災保険の適用も難しく、アスベスト含有屋根の場合は慎重な検討が必要です。

最も大切なのは、ご自宅の屋根がカバー工法に適しているかどうかを正しく判断することです。屋根の劣化状況によっては、カバー工法では根本的な解決にならず、葺き替え工事が必要なケースもあります。

失敗しないためにも、まずは信頼できる専門会社に建物診断を依頼することをおすすめします。

信頼できる会社のチェックリスト

信頼できる会社かどうかを判断する際は、以下の4つをチェックしてみましょう。

項目
チェックのポイント
□ 診断が丁寧か
見た目だけでなく、屋根裏など目に見えない部分までしっかり確認し、劣化の原因を突き止めてくれるか。
□ 写真付きで報告があるか
診断結果を口頭だけでなく、写真や映像を使ってわかりやすく説明してくれるか。
□ 見積もりが明確か
「一式」表記ではなく、各工程の費用や使用する材料を詳細に記載しているか。
□ 保証やアフターフォローがあるか
施工後の保証期間や範囲、定期的な点検サービスがあるかを確認しましょう。

これらのポイントを満たしているかどうかが、信頼できる会社を見極める一つの基準になります。

プロタイムズ浜松東店・株式会社セントラル・ペイントは、お客様に安心してまかせていただけるよう、これらのチェックポイントを踏まえたサービスを日頃から徹底しています。

塗装技能士(国家資格)や外装劣化診断士の資格を持つ専門家が、お客様一人ひとりの住まいに合わせた最適なリフォームプランをご提案します。

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